わきがクリームでよく見るパラフェノールスルホン酸亜鉛とは?

分子構造の模型2

 

わきがクリームなどわきが対策用の製品などを購入してみると、パラフェノールスルホン酸亜鉛という成分が配合されていることがあります。

 

この成分のおもな効果は「止血」、「沈痛」、「防腐」となっています。

 

ではなぜ、出血もしていないわきがケアのために、この成分が使用されるのでしょうか?

 

実は、パラフェノールスルホン酸亜鉛には上記の3つの効果のほかに「収れん作用」があり、そのため、この成分を使用することが制汗につながるんです。

 

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パラフェノールスルホン酸亜鉛と収れん作用

手の甲にデオドラントクリームを乗せている

 

皮膚状に存在しているタンパク質に作用して、軽い凝固状態を作り出す作用を収れん作用と呼びます。

 

ではなぜ、収れん作用を持つパラフェノールスルホン酸亜鉛が、わきがケア製品に配合されているのでしょうか?

 

まず、脇から分泌される成分について考えてみましょう。脇の下にはアポクリン線と言う汗腺が存在しており、その汗腺からは、汗とタンパク質、脂質などを分泌させます。

 

そして、収れん作用を持つパラフェノールスルホン酸亜鉛配合のケア製品をあらかじめ付けておくことにより、分泌されてきたタンパク質に作用して制汗効果を得ることができることになります。

 

また、パラフェノールスルホン酸亜鉛はわきがケア製品だけではなく、収れん化粧水と呼ばれる化粧水などにも配合されていますが、永続的な効果を期待する言はできず、一時的な効果のみ得ることができます。

 

パラフェノールスルホン酸亜鉛を使用すれば汗は出なくなる?

パラフェノールスルホン酸亜鉛には、確かに制汗効果を期待することはできますが、それは100%の制汗効果ではないため、成分が皮膚上にある状態であったとしても、汗の分泌そのものが止まるというものではありません。

 

つまり、パラフェノールスルホン酸亜鉛配合のケア製品には、汗を完全に止めるのではなく、汗の量を減らす効果があるということです。

 

パラフェノールスルホン酸亜鉛の制汗効果の原理は、金属塩であるパラフェノールスルホン酸亜鉛がタンパク質を軽く凝固させて汗の出口を塞ぐというところにありますが、それは必ずしも100%ではないということを頭に入れておきましょう。

 

パラフェノールスルホン酸亜鉛はわきがなどの臭いも防ぐ?

脇の下の臭いを嗅ぐ女性

 

脇汗の量が多いと、それが衣類に浸みて少々不潔感が漂ってしまうことがあります。

 

そのようなときには、汗の分泌量を少しでも抑えたいと考えますので、パラフェノールスルホン酸亜鉛配合のケア製品が役に立ちます。

 

ですが、わきがの方の場合では、分泌される汗の量よりも気になるのは、わきが独特の臭いなのではないかと思います。

 

では、パラフェノールスルホン酸亜鉛には汗や雑菌によって生じる臭いを抑える効果を期待することができるのでしょうか?

 

実は、パラフェノールスルホン酸亜鉛にはわきがの原因となる菌に対する殺傷効果を期待することができず、臭いの原因となる菌の繁殖を抑えるためには、イソプロピルメチルフェノールをはじめとする成分が必要となります。

 

わきが対策用のケア製品の成分を確認してみると、パラフェノールスルホン酸亜鉛のほかに、ソプロピルメチルフェノールという表示が見つかることがあります。

 

これは、パラフェノールスルホン酸亜鉛で汗の分泌を抑え、さらにソプロピルメチルフェノールで菌の繁殖を抑えるというダブル効果を狙うために、ひとつの製品の中に配合されているということです。

 

イソプロピルメチルフェノールはわきが対策用のケア製品だけではなく、ニキビケア製品にも配合されていることで知られています。

 

ニキビもアクネ菌をはじめとする菌が原因で悪化しますので、ソプロピルメチルフェノールの菌に対する殺傷能力がいかに高いかわかりますね。

 

パラフェノールスルホン酸亜鉛って人体に安全なの?副作用は?

特にアレルギーをお持ちの方の場合では、その成分が人体へもたらす悪影響がとても気になるのではないでしょうか。

 

パラフェノールスルホン酸亜鉛はさまざまな医薬部外品や化粧品に配合されており、それ自体の毒性は弱いと考えられています。

 

医薬品ではないので、これといった副作用の報告はありませんが、もともとアレルギー体質の方の場合では、稀に皮膚に異常が現れることもあるようです。

 

現在アトピー性皮膚炎などの皮膚示唆感をはじめとするアレルギーをお持ちの方の場合では、使用に際して少々注意すべきでしょう。

 

パラフェノールスルホン酸亜鉛は顔汗にも有効?

実際に、顔汗対策用としてパラフェノールスルホン酸亜鉛を配合している化粧品がありますので、顔への使用も可ということです。

 

また、化粧品に配合することができるパラフェノールスルホン酸亜鉛の量は100g中2.0gまでという規定があるため、これを超えない量のパラフェノールスルホン酸亜鉛であれば、顔などの皮膚が薄い部分への使用も問題ないと考えられているようです。

 

ただし、顔に使用する場合でもアレルギーの問題は付いて回りますので、アレルギーをお持ちの方は慎重に使用することをおススメします。

 

 

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